ブログ転居のお知らせ

私のブログ、古くはmixiの日記から始まって、mixiの日記が使いにくいことからFC2に引っ越し、FC2の広告がイヤでWordpress.comに引っ越しと、2回の転居を経て現在に至っています。

この間、半導体やってましたブログ、55歳からのC#学習記など、色々と専門性の高い記事を書く活動をしておりましたが、日記的な「Mt.Takao And Happy Music」だけが異なる無料ブログサービスを利用していて、管理が面倒になってきました。

ブログサービスを一本化して管理を楽にしようと考えたのですが、コンテンツの引っ越しは一筋縄ではいかず、かなり手間をかけないと無理、ということが今までの経験からわかっているので、今までの古いコンテンツはWordpress.comに残しておいて、新規投稿から新しいbloggerのサービスに移行しようと思います。

新しい場所は、

https://mttakaohappymusic.blogspot.com

となります。よろしくお願いいたします。

 

 

イヤホンあれこれ

事の発端は、ランニングやらジムでのトレーニングやらで気が紛れるように音楽が聴きたい、しかしケーブル付きのイヤホンは邪魔になるよね、ということでした。

ウォーキングで使えるように、ということでBOSEのSports Earphone(有線)を3年ぐらい前に入手して使っていたのですが、ケーブルが邪魔になるんです。さらに、Apple Watchを入手したところ、iPhoneなしにApple WatchからBluethooth経由でイヤホンに音楽を飛ばせる、なんてこともわかって、Bluetoothイヤホンを1つぐらいは試してみたい、っていうことになったのでした。

その話は、このエントリーこのエントリーに書きました。

これら中華製イヤホンは、どれもそこそこ音が良いんです。CSR社のチップセットを使うと、比較的簡単にBluetoothイヤホンのシステム開発ができるみたいで、値段を考えるとあまり外れはないと思います。

ただ、安いイヤホンはどれもみんな密閉型なんです。

おそらく、オープンエアタイプのイヤホンは、キャビネットの設計が面倒なんだと思います。外からの音がそれなりに入ってきて、イヤホンの音は外に漏れる前提で音作りをするというのは、簡単な話ではないんだろうと、直感的に考えても、そう思います。

そして、オープンエアタイプは、あるにはあるけどみんなそれなりに高いです。

しかし、外でウォーキングやランニングをするときに、あまりにも遮音性の高いイヤホンは危険です。命に関わる話にもなりかねません。

というわけで、色々とリサーチして見つけたのがBOSEのSoundSport Wireless Headphone。ちょっと高価ですが、健康を保つ為の医療品だと思うと、そんなに高くないですよ、というお友達の説得力あるお話に背中を押されて、さらに誕生日のお祝いに半額出して頂ける、というお話もあって、入手しました。

というわけで、今現在手持ちのイヤホンはこんなことになってます。

IMG_3782左から、BOSEのSoundSport Wireless Headphone、BOSEのSports Earphone、JPRideのJPA1 Mark2、JPrideのQY8 Mark2、そしてShureのSE315。実はもう1つ、写真には写っていませんが、うちの奥さんに差し上げたJPrideのJPA2っていうものもあります。

JPRideの製品は、無線区間のコーデックにAACのサポートがあるので、iPhoneで使うのに都合が良いんです。BOSEのSoundSport Wirelessも非公式な情報ながらAACをサポートしているということのようです。

JPrideの製品はどれも音が良いですけど、値段なりに音が良いっていう感じですね。BOSEのSoundSport Wirelessは、とっても良いです。有線のイヤホンよりも音が良い感じがしました。

 

MacでFM HOT 839(エフエムさがみ)を聴くには

放送局が公式に推奨している方法かどうかはわからないのですが、聴くことが出来る、という事実を発見したので、ここに記します。

また、放送局が公式に推奨している方法ではないので、本件について放送局に問い合わせ等を行うことはおやめ下さい

前回のエントリーで、Macでは現状FM HOT 839を聞く方法がない、と書きました。FM HOT 839のホームページにある「パソコンでも聴けます」バナーをクリックする方法だと、聞く方法は今のところありません。

しかし、リスラジ(ListenRadio)というサイマル放送サービスのサイトに行くと、聴くことができるようです。

私が確認したところでは、以下のような状況です。

Google Chrome

Google Chromeではそのままソフトウエアの追加なしに聴くことが出来ます。ただし、ウィンドウの左上、ListenRadioのロゴの下に、「コンテンツを表示するためにはクリックしてFlash Playerを起動」というような意味合いのメッセージが出る場合があるので、その場合はFlash Playerを起動するよう、その場所をクリックしてください。

あとは、Web画面にあるCATEGOLYから全国のラジオ局を選択、CHANNELから関東を選択してFM HOT 839を選択、左上のFlashの画面で再生ボタンを押せば、しばらくした後にラジオ番組が流れてきます。

Safari

同じようにリスラジのホームページに行くと、最新のFlash Playerをここからインストールしてください、と表示されると思いますので、Flash Playerをインストールして、Safariを一旦終了してからまた起動して、上記Chromeと同じ操作をすれば聴くことが出来ると思います。

FireFox

Safariと同様です。

是非お試し下さい。これが放送局が公式に推奨している方法かどうかはわからないのですが、聴くことが出来る、という事実を発見したので、ここに記します。

また、放送局が公式に推奨している方法ではないので、本件について放送局に問い合わせ等を行うことはおやめ下さい

 

ぐすたふの音楽館2017年第11回

主婦の目・母の目・女の目で厳選した「とれたて」の情報をボックスにぎっしりと詰め込んでお届けする番組、FM HOT 839のとれたてランチBOX、FM HOT 839から月曜から金曜の10:00〜13:00にお送りしています。

番組中、11:45頃からの15分間は毎日違うゲストをお迎えしての日替わり玉手箱のコーナーです。毎月第4火曜日は私が「ぐすたふの音楽館」をお届けしています

FM HOT 839は、相模原市周辺で受信できる周波数83.9MHzのFM放送ですが、パソコンやスマートフォンでもサイマル放送で聴くことが出来ます。

パソコンでは、FM HOT 839のホームページにある「パソコンでも聴けます」をクリックしていただくとパソコンから放送が流れます(ただし、Windows環境のみ)。スマートフォンの場合は、ListenRadio、もしくはTuneInアプリでFM HOT 839を検索していただくと、聴くことが出来ます。

なお、Macでは現状、この放送を聞く手段がありません。現在調査していますが、ダメかもしれません。申し訳ありません。

(加筆)

その後色々と調べてみたら、MacでもListenRadio(リスラジ)のホームページから聴くことが出来ることがわかりました。ただし、Flash Playerが必要です。Google Chromeにはすでに内蔵されていますが、Safari、FireFoxではリスラジのホームページで画面指示に従ってFlash Playerをインストールします。本ブログのこのエントリーに少し詳しく書いておきました。

(加筆以上)

さて、2017年11月28日は、2017年の第11回目の放送でした。今回はディープ・パープルを取り上げました。

お届けした曲は

  • ハイウェイ・スター(Highway Star)
  • ハッシュ(Hush)
  • スモーク・オン・ザ・ウォーター(Smoke On The Water)

の3曲でした。

今回の放送では、オープニングBGMをいつものTOTOではなく、このハイウエイスターの出だしを使いました。このオルガンの音が「これから何かが始まる」感を出してますね〜。

ディープパープルは、イギリスのロックバンドで、1968年から1976年までの8年間活動して一旦解散、1984年に再結成して現在に至るという、活動期間の長いバンドです。

これらの活動期間を、メンバー構成の違いから第1期から第9期と区切ってそれぞれの期間を呼んでいるようです。

この中で、第1期は1968年から1969年でメンバーは、

鍵盤のジョン・ロード
ギターのリッチー・ブラックモア
ドラムスのイアン・ペイス
ベースのニック・シンパー
ボーカルのロッド・エヴァンス

というラインナップ、

第2期は1969年から1973年で、ベースがロジャー・グローバーに替わり、ボーカルがイアン・ギランに変わります。イアン・ギランは、ディープ・パープルの活動のかたわら、ミュージカルのジーザスクライストスーパースターのイエス・キリスト役でアルバムの録音にも参加していたようです。

第3期は1973年から1975年、第4期は1975年から1976年となりますが、今日はこの中で第1期と第2期をお届けします。

今おかけしているハイウエイスターは、1972年、第2期の後半にリリースされたアルバム、マシンヘッドに収録されている彼らの代表曲で、私なんかは、今おかけしているライブインジャパンのテイクがディープパープルそのもの、というところです。出だしのオルガンとか、ワクワクしませんか?

ディープパープルの楽曲についてですが、ディープパープルはギターとオルガンという、ソロを取るパートが二人いるので、ソロも2回という曲が多いと思います。このハイウエイスターもそうですね。その中でもギタリストのリッチー・ブラックモアは、信奉者の多い、ロックギターの世界では神様のような存在のギタリストでありまして、この曲のギターソロも当時のギター小僧はこぞってコピーしたもんですね。

楽器屋さんで試し弾きしているギター小僧がよく弾くギターソロでした。郷里で医者をやってる私の友人というか高校の後輩は当時身の回りで最もリッチーな男で、リッチーのような髪型にフェンダー・ストラトキャスターを操って、彼がリッチーのギターを弾くととってもそれっぽく聞こえていたんですけれど、弾きすぎたからなのか、今は頼んでも弾いてくれなくて、ちょっと寂しいですね。

さて、今度は第1期の曲、というかディープパープルのデビュー曲となる曲をお送りします。

 

本日の2曲目、ハッシュをお届けしています。どうでしょう?最初のハイウエイスターとは随分雰囲気が違いますね。サイケデリックなサウンド作りだと思います。

この曲は1968年にジョー・サウスという方のカバーとして発表されています。ところで1968年と言えば世の中どんなことが起こっていたかというと、

「巨人の星」放送開始
マーティン・ルーサー・キング牧師暗殺
日本最初の高層ビル、霞が関ビル完成
十勝沖地震発生
少年ジャンプ創刊
明治製菓からカール発売
日本初の心臓移植手術
サンヨー食品からサッポロ一番味噌ラーメン発売
カネミ油症事件発覚
メキシコオリンピック開催
和田アキ子さん歌手デビュー
川端康成、ノーベル文学賞受賞
東京都府中市で三億円強奪事件発生
映画「2001年宇宙の旅」公開
映画「猿の惑星」公開
映画「黒部の太陽」公開

三億円事件が発生した東京都府中市は、私が就職してまもなく4年ほど住んだ場所で、事件現場である府中刑務所周辺は、自転車で通勤するときに良く通った思い出深い場所です。それにしても、まだ高度成長期まっただ中という時代でした。

さて、本日のディープパープル特集、次にお送りする曲は、おそらく数あるロックの曲の中で、一番有名なギターリフを持った曲だと思います。エレキギターを手にしたことのある方なら、誰もが一度は弾いたことがあるだろうというあの曲をお送りしたいと思います。

どうでしょう?楽器屋さんのエレキギターコーナーに行くと、よく聞こえてきたリフですよね。あまりにも有名すぎるほど有名なリフなので、恥ずかしくなって弾かなくなってしまった、という方も多いかもしれません。

次回のぐすたふの音楽館は、2017年12月19日(火曜日)の予定です。年末進行で、1週間早い放送となります。お楽しみに。

Linuxで起動時にCIFSボリュームをマウントする(続編)

以前書いたエントリーの【備忘録】CIFSボリュームを起動時にマウントする、という記事に従ってしばらく運用していました。ところが、Lubuntuを17にアップデートしたとたん、マウントできなくなっちゃいました。shellからmountコマンドを叩いてもだめ。

そのうち解決させなきゃ、と思いつつしばらく放置していたのですが、あちこち調べてようやく解決方法を見つけました。

mount -t cifs、もしくはmount.cifsで指定できるパラメータに、SMBプロトコルのバージョンをしていするパラメータがあります。これ、manコマンドによると省略値は1.0なんですが、明示的に1.0を指定してあげないといけなくなりました。

//[Windows-server]/[share]   /mnt/windows/   cifs   username=[Windowsのユーザー名],password=[Windowsのpassword],vers=1.0 defaults    0    0

これを指定してあげたところ、今までどおりマウントできるようになりました。

 

今回のこの情報に加えて、テキストエンコードのパラメータだとか、認証方式のパラメータだとか、うちの環境で指定しているものをすべて合わせたfstabのエントリーは、

//[Windows-server]/[share]   /mnt/windows/   cifs   username=[Windowsのユーザー名],password=[Windowsのpassword],iocharset=utf8,sec=ntlm,vers=1.0 defaults    0    0

となるようです。

 

ぐすたふの音楽館2017年第10回

主婦の目・母の目・女の目で厳選した「とれたて」の情報をボックスにぎっしりと詰め込んでお届けする番組、FM HOT 839のとれたてランチBOX、FM HOT 839から月曜から金曜の10:00〜13:00にお送りしています。

その中の、11:45頃からの15分間は毎日違うゲストをおむかえしての日替わり玉手箱のコーナーです。毎月第4火曜日は私が「ぐすたふの音楽館」をお届けしています

2017年10月24日は、2017年の第10回目の放送でした。今回はドゥービー・ブラザーズを取り上げました。

お届けした曲は

  • 運命の轍(Wheels Of Fortune)
  • ブラック・ウォーター(Black Water)
  • リスン・トゥ・ザ・ミュージック(Listen To The Music)

の3曲でした。

運命の轍は、1976年リリースのアルバム、ドゥービー・ストリート(Takin’ It To The Street)からのシングルカットされた曲で、全米87位を記録しています。

ドゥービーブラザーズは1970年、

  • トム・ジョンストン、
  • パトリック・シモンズ、
  • ジョン・ハートマン、
  • デイブ・ジョグレン

の4人で結成、デビューしています。

その後、かなり多くのメンバー交代を経て現在に至っていますが、

  • 1972年のベーシスト、タイラン・ポーターの加入、
  • 73年の、ドラマー、キース・ヌードセンの加入、
  • 74年から75年にかけての元スティーリー・ダンのジェフ・バクスター、マイケル・マクドナルドの加入とトム・ジョンストンが体調を崩しての脱退、

というメンバーの変化をきっかけに、バンドのカラーが明るいウエストコーストサウンドからしっとりとしたオトナのサウンドになっていきます。1曲目にお送りした運命の轍は、そういったオトナのサウンドに変化していった時期の曲です。

この時期のベーシストのタイラン・ポーターは、ドゥービー・ブラザーズにグルーブを持ち込んだ、なんて言われているほどかっこいいビートを出す方です。上に貼り付けた動画はすごいですよ。

2曲目におかけしたブラック・ウォーターは、1974年のリリースで全米1位を記録した大ヒット曲です。

最初にお届けした運命の轍とは、随分違った曲調ではないでしょうか。フィドルが入って、カントリー・ミュージックやブルーグラスのようなテイストを感じると思います。

ちなみに1974年というと、世の中では

  • 長崎県の端島炭坑(軍艦島)閉山
  • モンチッチ人形発売
  • 永谷園「あさげ」発売
  • サザエさん連載終了
  • 住友三角ビル竣工
  • 小野田少尉がルパング島で発見されて帰国
  • ドリフターズから荒井注脱退、志村けん加入
  • 経団連会長に土光敏夫さんが就任
  • 国鉄湖西線が開業
  • ウォーターゲート事件でチャールズ・ニクソンアメリカ大統領が辞任
  • ベルサイユのばら初演
  • 原子力船むつが放射能漏れ事故を起こす
  • 宇宙戦艦ヤマト放映開始
  • 長嶋茂雄引退
  • フォードアメリカ大統領が現職の大統領として初めて来日

と言った出来事があったようです。また、音楽の世界では、日本の代表的なヒット曲は以下のようなものでした。

  • 麻生よう子 逃避行
  • 山口百恵 ひと夏の経験
  • 桜田淳子 黄色いリボン
  • 伊藤咲子 ひまわり娘
  • 中条きよし うそ

さらに、テレビCMの決めぜりふとしては、

  • あんた、英語だーめねー(松下電器、クイントリックス)
  • 秀樹カンゲキ(ハウスバーモントカレー)
  • 僕、タコの赤ちゃん(ソニー、トリニトロンテレビ)

などというものがあったようです。懐かしいですね。私は中学1年でした。読者の皆さんはどういった想い出をお持ちでしょうか?

さて3曲目は、彼らの原点とも言うべき、デビュー曲のリスン・トゥ・ザ・ミュージックをおかけしました。

 

この曲については、1982年のFarewell Tour Liveに収録されているテイクが、アレンジがかなり大きく変わって別の曲のようになっていて、こちらはこちらで興味深いです。特に、この時期にベーシストとして加入していたウィリー・ウィークスの重くてタイトなビートは、タイラン・ポーターとは全く異なった趣を出しています。

次回のぐすたふの音楽館は、2017年11月28日(火曜日)の予定です。お楽しみに。

ぐすたふの音楽館2017年第9回

主婦の目・母の目・女の目で厳選した「とれたて」の情報をボックスにぎっしりと詰め込んでお届けする番組、FM HOT 839のとれたてランチBOX、FM HOT 839から月曜から金曜の10:00〜13:00にお送りしています。

その中の、11:45頃からの15分間は毎日違うゲストをおむかえしての日替わり玉手箱のコーナーです。毎月第4火曜日は私が「ぐすたふの音楽館」をお届けしています

2017年9月26日は、2017年の第9回目の放送でした。今回はフォーカスを取り上げました。

お届けした曲は

  • 悪魔の呪文(Hocus Pocus)
  • フォーカスII(Focus II)
  • シルヴィア(Sylvia)

の3曲でした。ビーチボーイズ、ベンチャーズと4曲おかけした放送が2回続いたので、いつものペースに戻った感じですね。

フォーカスは、1969年にテイス・ヴァン・レール(Thijs Van Leer,ボーカル/キーボード/フルート)を中心にオランダで結成、1970年にバンドの顔となるギタリストのヤン・アッカーマン(Jan Akkerman)が参加してレコードデビューしたプログレッシブロックのバンドです。オランダのアーティストを取り上げるのは初めてです。

1曲目におかけした「悪魔の呪文(Hocus Pocus)」はこちらです。

この曲は、1971年にリリースされた2枚目のアルバム、ムーヴィング・ウエイブスに収録されている曲で、このバンドの名前が世界的に売れるきっかけになった曲で、私がフォーカスを知ったのもこの曲でした。色んな意味でインパクトの強い曲ですよね。

オランダのロックバンドということでどんな人達がいるのか調べてみると、

フォーカス、ショッキング・ブルー、フルーツケーキ、アース・アンダ・ファイアー、スーパーシスター、マンリフティング・バナー、LAスタイル、デスティン、ユーロマスターズ、ザ・ギャザリング、ロッテルダム・テラー・コープ、ヴァンデンバーグ、エイリオン、ゴールデン・イアリング

なんていう方々がいらっしゃるようですけど、ワタクシは今日お届けするフォーカスとショッキング・ブルーぐらいしか知りません。

ちなみに、イギリス以外のプログレッシブロックのアーティストで世界的な活躍をしているアーティストとしては、ドイツのタンジェリン・ドリーム、イタリアのプレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(PFM)などがあります。

 

さてフォーカスがレコードデビューした1970年、どんなことがあったのか調べてみると、大阪万博が開催、よど号ハイジャック事件、アポロ13号打ち上げ、ビートルズ解散、日立製作所がLSI(大規模集積回路)を開発、トミーがトミカを発売、ケンタッキー・フライドチキンの日本1号店が名古屋市に開店、なんていうできごとがありました。

日立製作所がLSIを開発、とわざわざWikipediaに書いてあったので、何を作ったかと思って調べてみたら、電卓用のLSIだったようです。

さて、2曲目におかけしたフォーカスIIはこちらです。

この曲は、私にとってとても思い出深い曲なんです。高校入学の年、入学した後の部、委員会活動の説明会のときに、放送委員会が体育館の放送設備を割に好きに使えることを良いことに、音楽を流しながらのかっこいいプレゼンテーションをしたんですけど、そのときにBGMに使われたのがこのフォーカス IIだったんです。これを聴いて、高校ってのはすごいところだと思ったものです。

中学を出てすぐの時期、プログレといえばイエスぐらいしか知らず、フォーカスも「悪魔の呪文」しか知らなかった私の耳に、とてもかっこよく入ってきたのがこの曲でした。

さて、次にお届けした、アルバムフォーカス3からの曲、シルヴィアはこちらです。

この曲はシングルカットされて発売されて、全英ヒットチャート4位になる大ヒットとなりました。

当時のフォーカスはイギリスで人気が高く、音楽雑誌のメロディ・メイカーのギタリスト人気投票において、それまで10年間トップだったエリック・クラプトンをおさえてフォーカスのギタリスト、ヤン・アッカーマンが1位になったそうです。

日本には、このころイギリスを経由して入ってきたようです。私が悪魔の呪文をFMラジオで聴いたのは、この数年後になります。

その後1976年にヤン・アッカーマンが脱退、1978年に解散となりますが、何度かの活動再開と活動停止を経て、今現在もバンドは継続しています。

 

ファンが今の自分に共感してくれないのはファンのせいなの?

高校生の頃からずーっと追いかけていたバンドがあります。ラジオでも一度特集させていただいたバンドです。

そのバンドのメンバーの方とSNSでお友達になって頂いていましたが、先日その方から頂いたライブイベントのお誘いに反応せずにいたら、お友達関係を切られてしまって、ちょっと悲しい思いをしています。

そのお誘いってのはSNSに機能として備わっている「イベントへの招待」っていう機能で発信されたもので、とくにメッセージが付いてくるようなものでもなく、それを一方的に送りつけてきて、反応がないから切る、ってどういうことですかね?

ネットアクセスが数日できない状況に置かれて反応できない可能性だってあるし、お金や時間が無くて行きたくてもいけないっていう可能性だってあるじゃないですか。私はお金や時間が無くて、っていう事情ですけど。

その方、ここ半年ばかり、SNSの投稿の内容について、自分の主義主張と相容れないところがあったり、同じバンドの他のメンバーの方と、その方に対してではない私の投稿内容でトラブルがあったりしたので、ファンとして彼らの残した楽曲は大好きだからつながって頂いているのは光栄なこと、だけど自分の発言がトラブルの原因になるのはイヤなので、その方々に私の投稿は見えないようにしてました。

だから、お友達関係を切られてしまったところで、ああ、そうですか、ちょっと悲しいけど仕方がないですね、という程度の受け止め方しかしていません。

ただ、その方のちょっと前の投稿を拝見していたら、「私の考え方や作品に共感して頂けない方は一度友達になった方でも友達関係を切らせて頂きます」という文章がありまして、これはちょっと頂けないな、と思った次第です。

この物言いは、昔の曲が好きで近づいてきたファンの方々、私を含めてですけど、そういったファンの方々が現在の自分に共感してくれないことをファンのせいにしていると思うわけです。共感してくれないなら、してもらうようにご自分が努力すればいいわけで、回りをご自分の言いなりになる人間だけでかためたいのでしょうか。

これって、クリエイターとしてどうなの?って思うわけです。ライブの集客や最近リリースしたDVDの売り上げが思ったほど伸びずに焦っているのか、そもそもそういう考え方をなさる方なのかは知りませんが、ご自分の至らないところをファンのせいにするのはやめたほうがいいのにな、と思いました。

これからも彼らの楽曲は死ぬまで愛し続けるでしょうけど。

今回改めて、自分は1977年から79年までの彼らの楽曲が好きなのであって、それ以外には興味がないことを改めて認識しました。

ぐすたふの音楽館2017年第8回

主婦の目・母の目・女の目で厳選した「とれたて」の情報をボックスにぎっしりと詰め込んでお届けする番組、FM HOT 839のとれたてランチBOX、FM HOT 839から月曜から金曜の10:00〜13:00にお送りしています。

その中の、11:45頃からの15分間は毎日違うゲストをおむかえしての日替わり玉手箱のコーナーです。毎月第4火曜日は私が「ぐすたふの音楽館」をお届けしています

2017年8月22日は、2017年の第8回目の放送でした。今回はベンチャーズを取り上げました。

お届けした曲は

  • ベンチャーズ・メドレー
  • テルスター
  • ブルースター
  • キャラバン

でした。

1959年の結成、1960年のメジャーデビュー以来現在まで、メンバーの代替わりはありますが、未だ活動が続いている息の長いバンドです。今日は、おなじみの1965年の来日公演ライブから、ベンチャーズ・メドレー、そしてテルスターとブルースターをはさんでキャラバンというラインナップでお送りいたしました。

次回は9月26日の予定です。お楽しみに!

ぐすたふの音楽館2017年第6回

主婦の目・母の目・女の目で厳選した「とれたて」の情報をボックスにぎっしりと詰め込んでお届けする番組、FM HOT 839のとれたてランチBOX、FM HOT 839から月曜から金曜の10:00〜13:00にお送りしています。

その中の、11:45頃からの15分間は毎日違うゲストをおむかえしての日替わり玉手箱のコーナーです。毎月第4火曜日は私が「ぐすたふの音楽館」をお届けしています

2017年6月27日は、2017年の第6回目の放送でした。今回はカルメン・マキ&OZを取り上げました。

お届けした曲は

  • 六月の詩
  • 崩壊の前日
  • 空へ

でした。

ボーカリストであるカルメン・マキさんは、詩人の寺山修司が主催していた劇団「天井桟敷」の団員として活動していたときに、レコード会社の関係者の目にとまって、1969年に「時には母のないこのように」でレコードデビュー、6枚のシングルと3枚のアルバムを出しています。

「時には母のないこのように」のヒットのご褒美としてレコード会社からレコードプレーヤーとLPレコード(30センチの大きなレコードですね)をプレゼントされたそうですが、その中にあったジャニス・ジョップリンのレコードに衝撃を受け、ロックへの転向を決意したのが1970年、1971年に竹田和夫率いるブルース・クリエイションとのコラボレーションでアルバムを制作したのち、1972年に当時18歳だったギタリストの春日博文さんと共にカルメン・マキ&OZを結成ということになりました。

当時のメンバーは、カルメン・マキさん、春日博文さんの他に、ベースが鳴瀬喜博(なるせよしひろ)さん、ドラムスが樋口晶之(ひぐちまさゆき)さん、という顔ぶれでした。

ベースの鳴瀬さんは金子マリ&バックスバニーを経て今は櫻井哲夫さんの後任としてカシオペアで活躍中、ドラムスの樋口さんはブルース・クリエイション、クリエイションを経てフリーで活動されています。

その後カルメン・マキさんと春日博文さん以外のメンバーが大幅に入れ替わり、デビューシングルの「午前一時のスケッチ」、そしてファーストアルバムの制作を行って、1975年1月にファーストアルバムを発表します。このアルバムは10万枚以上と、当時のロックアルバムとしては大ヒットとなりました。

下に、そのアルバムのオープニングを飾る曲、「六月の詩」を貼り付けます。

この時期のメンバーは、マキさん、春日さんの他に、ドラムスが西哲也さん、古田たかし、内藤正美さん、ベースが千代谷晃さんを経て、私の心の師匠であるシゲさんこと川上茂幸さんとなります。

この時代、日本では本格的なロックバンドというのはまだまだ少なかったようで、どちらかというと、ロック風の歌謡曲っぽい音といったものが多かったそうです。そんななかこのバンドは欧米のロックの音に全く引けを取らない音を出していた、という評論を読んだことがあります。同時期、サディスティック・ミカ・バンドの黒船、四人囃子の「一触即発」といったレベルの高いアルバムが、相次いで出ています。

1976年、アメリカに4ヶ月滞在してセカンドアルバムを制作しています。下に、そのセカンドアルバムから「崩壊の前日」を貼り付けますね。

 

この曲のイントロはベースのソロから始まるんですが、これが川上茂幸さんです。歪ませた大きな音のベースが特徴ですが、技術的に高度なことはしていないのに、かっこよく聴かせるのが上手な方だと思います。

カルメン・マキ&OZの曲の詩をほとんど書いている加治木剛さん、ダディ竹千代さんの経営するライブハウスが新橋にありまして、定期的に色んなミュージシャンとセッションができる、っていうイベントをやっています。

今から7年ほど前に、そのお店でカルメン・マキ&OZの曲のセッションがあって、参加してきました。メンバーの中からはベースの川上さんと、ドラムの武田さんがいらっしゃっていまして、川上さんはしびれるような音を出していらっしゃいました。その当時は特に音楽活動をやっていらっしゃったわけではなかったはすなんですが、音一つで聞いている人をしびれさせることが出来るなんて、凄い人だと思いました。

私は、ドラムの武田さんと一緒に、今日の1曲目でおかけした六月の詩を演奏させて頂きました。とても光栄でした。

さて、2枚目のアルバムを出した後の1977年10月、カルメン・マキ&OZは新宿厚生年金会館のステージを最後に解散します。解散した年の12月、サードアルバムをリリースします。このアルバムはその前2作に比べると少しポップな仕上がりになっています。その後、1978年に最後の新宿厚生年金会館のステージの模様に加えて、日比谷野外音楽堂における77年5月のコンサートの模様を収録したライブアルバムが発表されました。放送では、このライブアルバムから「空へ」をかけましたが、下にそれとは違うテイクの動画を貼り付けておきますね!

 

次回は7月25日の予定です。お楽しみに!